Momoka¶
ももかは Otto_DIY に会話ボット機能をのせた自作おもちゃである。Ottoは3Dプリンターで作るようになっているが、ももかではサーボモータのブラケット部分はプラスチックのアングルを組み合わせ、胴体部分はスチロール板を切り張りして作っているので、子供の工作のように見える。
4つのサーボモータと超音波距離計の目を備えていて、歩いたり、踊ったりというのはOttoのままである。この部分はArduino nanoで制御している。nanoにWroom-02をつないであり、WiFi経由で動きを指示できる。
同じ部屋に置いたパソコンのマイクで人の声を受ける。その音声をネット上のサーバーに送って、テキストに変換してもらう。そのテキストをパソコンの中のプログラムで解析して、その結果により、ももかにWiFiで動作の指示や短いテキストを送る。
ももかの中で、Wroom-02は、動作指示を受けたときはそれをnanoに転送する。テキストを受けたときは音声合成LSI( AquesTalk )に転送して、小さなマイクを仕込んだ口から言葉を発するのである。(テキストは、音声合成LSI向けに、パソコン側で成形してある。)